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レオパルド・ゲッコーのお散歩写真

その辺の道ばたで撮ったお散歩マクロ写真など・・・

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現実と虚構。 

Sakura
(camera: Panasonic LUMIX DMC-G1 lens:LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8)

何だか小難しいタイトルが続いて恐縮ですが、特に難しい話ではありません。

突然話が飛びますが、例えばSFものやファンタジーものの映画で、第1作が面白かったのに第2作以降がいまひとつだと感じることはないでしょうか。
これにはもちろんいろいろな理由があると思いますが、第2作以降はあまりにも虚構の世界に始めから浸かりすぎてしまうので主人公や世界観に今ひとつ感情移入できなくなってしまうというのも理由の一つに挙げられるのではないかと思います。
いきなり非現実的な話が炸裂してもたいていは視聴者がついていけませんから、第1作においてはまずは現実っぽい雰囲気から徐々に虚構の世界に連れて行くという手法をとるものが多いだろうと思います。が、第2作以降で同じことを繰り返すわけにもいきませんから第2作では第1作の後半で連れていった場所からさらに先に行かなければなりません。つまり現実世界から始めから離れてしまっているわけで、そこで置いて行かれたと無意識のうちに感じる視聴者もいるのではないかと想像します。
いかに虚構の物語であっても、深く感情移入するためにはそれなりに現実的なテイストは必要なのではないかと思います。

前置きが長くなりましたが、これを写真に置き換えて考えてみます。

写真の場合は逆に現実世界を切り取っているものが多いのですが、まさにリアルな日常的現実世界だけを切り取った写真、これはあまり面白いものではないでしょう。例えば朝ごはんに毎日納豆を食べている人が納豆を普通に正面からどどーんと撮った写真を見たとして、重度の納豆マニアでもなければその写真に衝撃を受けて感動するとはちょっと考えにくいです。
(余談ですが、チラシなどでよく見る広告写真などはさすがにプロの仕事ですごいものが多いですが、写真マニアならばともかく普通の人はそういうところで感動はしません)
逆に完全に現実世界から乖離している虚構的な写真というものを考えてみます。例えばマクロ写真でボケボケにぼかして何が写っているかすらよくわからないような写真。これは色合いなどを漠然としたイメージとして何となく楽しめることはあるでしょうけれど、それに心から感情移入するのはちょっと難しいでしょう。やはり何らかの現実世界とのつながりがあった方が作品世界に入り込みやすいだろうと思います。

写真は「真を写す」と書きますが必ずしも現実のみを写しているわけではなく、実際には上記のマクロ写真のように現実世界ではありえないものを写すことも簡単にできます。特にマクロ写真においては現実世界を写真に的確に反映することの方がかえって難しいくらいです。
つまり、写真においても現実と虚構の関係は存在するということが言えるだろうと思います。

上で挙げた映画だけでなくマンガや小説などにおいても現実と虚構をいかに上手く織り交ぜるかというのは創作における重要なテーマだと思われますが、写真においてもそれは例外ではないと思います。映画が脚本やCGなどで現実と虚構を巧みに織り交ぜるように、写真家は絞りとシャッター速度を操って現実と虚構を織り交ぜるのだと思います。そういった撮影テクニックの他にも、例えば被写体の選択も同じだと言えるでしょう。めずらしい物を撮るのは日常世界から意識を離すということです。それもまた一種の虚構であるとも言えるでしょう。

思いっきり現実的な写真を撮るのは簡単です。また、思いっきり虚構的な写真を撮るのも簡単です。難しいのは、その両者をほどよく織り交ぜ、バランスをどこで取るのかを見極めることでしょう。そのバランスをうまく取ることができた時、十分に感情移入できてなおかつ退屈ではない写真が得られるのだろうと思います。

Posted on 2012/04/08 Sun. 22:12 [edit]

thread: お散歩写真

janre 写真

tag: ひとりごと  写真 

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